高口光子の生活支援の場における看護・介護リーダー塾応用編 3回目

テーマ「人材育成」

1月11日(水)に「高口光子の生活支援の場における看護・介護リーダー塾応用編 3回目」が開催されました。この日のテーマは「人材育成」と題して、人手不足の捉え方、人材育成の全体像、新人育成のポイント、中途採用者育成のポイント、プリセプターシップ等について、講義やグループワークを通じて深めていきました。

印象に残る言葉の数々

講義で特に印象に残ったのが、
・人手不足の何が問題なのか。「時間に追われてバタバタしている」それの何が問題なのか。人手不足を分析する必要がある
・人員配置の法定数、勤務表作成数(介護保険、労働3法を守るために必要な人員数)、事業計画数を把握する
・入居率や稼働率の上限は決まっている。それ以上の職員を雇うことは出来ない。しかし、年と共にお年寄の介護度は上がっていく。限られた人員配置のなかでサービスの質を保つには職員の質を向上させる以外にはない
・人材育成担当者にとって入居者担当制、行事、委員会、プリセプターシップなどは人材育成のためのツール
です。

皆さんは自職場の人手不足を分析出来ていますか?分析もせず漠然と「人手が足りない。職員を募集してください」と言っていませんか?管理側に「〇〇の為に〇〇な職員を〇〇名募集してください」と具体的なオーダーが出来ていますか?
リーダーとして法定数、勤務表作成数、事業計画数を把握できていますか?

グループワーク

グループワークでは、
・プリセプターシップは導入し定着しているが先輩職員を育てる手法という認識はなかったので目からうろこだった
・介護現場に焦点をあてて「人材育成の全体像」を言葉や図で示してくれるのでとても分かり易かった
・面談はしているが「個人目標に繋げる」面談になっていなかったので次回からは意識したい
・「自分ごと、私が」と捉えられない職員。「他人ごと」になってしまう職員への指導法を深く知りたい。皆さんはどうされていますか?
・リーダー育成はリーダー任命をしてから組織として取り組んでいるが今後は、リーダー候補を選定し、リーダー任命する前からリーダー育成に取り組んでいきたい。なかにはリーダーにならない職員もいるがリーダーの視点や考えを持った一般職がチームにいることは強みになる

など講義の内容を自職場に置き換えて、メンバー達の取り組みも参考にしながら、明日から具体的に何に取り組むのか。熱心に議論されている姿がみられました。

次回セミナーのお知らせ

「リーダー塾応用編4回目」は2023年2月15日(水)、テーマは「言える・伝わる・受け止める為のコミュニケーション」です。1日のみの参加も可能ですので興味のある方はお申込み下さい。

<申し込み先>
担当:遠州楷喜企業組合 鈴木
HP:https://kaiyosi.net/
アドレス:yositake.1982@re.commufa.jp
電話番号:090-7315-6371

*特養に介護職として勤務していますので電話に出られない場合があります。原則、メールでご連絡を頂けましたら幸いです

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